地獄の大腸内視鏡検査

地獄の大腸内視鏡 日記
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2021/5/12(水) 地獄の大腸内視鏡検査

大腸内視鏡検査の準備は前日から始まる。

まず食事。
次の日に影響しないように朝昼晩と消化のよい食事を心がける。
夕食は20時までに済ます。

そして最初の下剤。21時頃に錠剤を飲む。

検査当日、朝8時30分、下剤を飲み始める。

私が飲んだのは「モビプレップ」という腸管洗浄液。
ゴールはこのモビプレップを1L飲んで、腸内をきれいにすること。

コップ一杯(180ml)を10~15分程度で飲むらしい。
まぁ楽勝でしょ。普段から水分はよく取る方だし。

そう思ってた時代もありました。

一口、口に含んで飲んでみる。

すぐにわかる。

「あ、これ無理だ…」

何という不快な飲み物。
少しだけねっとり?味も悪い。

それでも時間をかけながら頑張って飲んではみる。

おそらく3杯目あたり。

ちょっとペースが落ちてきてるから、少しだけ多めに飲んだところ…

吐くw

何かあったら病院へ電話して下さいとのことだったので、すぐに電話。

今すぐ病院へ来てもらってもいいけど、来てもらったとしても病院で飲むことになる。そのままもうちょっと頑張れるなら飲んでほしい。お茶とかを飲みつつでもいいよ!とのことなので頑張ることに。

一口飲んでは、すぐお茶で流し込んでいくストロングスタイルw
(飲み方としてはよくありませんw)

そんなストロングスタイルで飲み続け、なんとか最低ノルマの6杯目までくるが、6杯目の途中…

もう1回吐くw

せっかく無理やり口に流し込んだものがお外へw

でももう無理と悟り。
そこで終了。惨敗。

ここ最近で一番辛い戦いだった。
いや、今までの人生を振り返っても相当辛い戦いだったかも。
このあとの内視鏡検査よりも、対 モビプレップ がなにより地獄でしたw

しかしそのあとのトイレがすごかった。

ありえないくらいの勢いで下剤が出る出るw

シャー、ではない。
ダバダバダバダバー!だ。
(なんかごめんなさい)

12:30 病院へ到着

前々日くらいからの体のだるさは相変わらずで、下剤による精神的ダメージも加わり、フラフラでなんとか病院へ。

看護師さんに、最終的にまた吐いたことと、下剤はもう無理です!と伝える。

検査着に着替えて、横になり待つ。

そしていよいよ人生初の大腸内視鏡検査へ。

どんな感じか不安だったが、さっきの下剤との戦いを乗り越えた私に怖いものはない。

先生の声掛けと共に検査開始。
比較的スムーズにカメラも入っていく。

先生の口から
「ちょっと炎症がひどいね~。」

特に痛みもなく進んでいたが、途中から事態は一変する。

訪れる激痛。

思わず声が出る。
お腹からカメラが突き破って出てくるんじゃね?くらいw

先生からも
「これは痛いよね」といいながらも進める。

いや、だから痛いってばよ!
(突然のNARUTO)

どうやら炎症がひどく、途中から浮腫んでいる?状態になっていたため、そこから先に進む時の激痛だったらしい。
ただ結果的にその先に進もうとすると大腸を傷付ける恐れもあるので、大腸の半分くらいの地点でカメラを進めるのをやめて徐々に抜いていくことに。

抜いていく途中は、特に痛みもなく、ベッドの横にカメラの映像を患者が見れるようになっているモニターを見る余裕もありました。大腸内の組織を摘んで取る様子などを確認。

検査終了。
おそらく時間的には10~15分くらい。

点滴をうちながら寝ていると、先生がやってくる。

「十中八九、潰瘍性大腸炎だと思います。」

ひとまず決め打ちで薬をだしてくれるとのこと。

ホッとした。
それ専用の薬だったら炎症を抑えてくれそうだ。

あとは大腸がんではなかった。
それもホッとした大きな要因。

それでも、今まで大腸の病気を調べている中で何度も見かけたその病気。

難病「潰瘍性大腸炎」

ホッとはしたが、大変な病気になってしまったかもしれないなという気持ち。

今回、組織を取ったから、それの病理検査と、大腸内の便汁からの細菌検査を行い、潰瘍性大腸炎かどうか判断しますということを伝えられる。

そして念の為に先生から紹介状をもらう。

1週間ほど薬を飲んで症状が変わらないようであれば、入院施設のある大きい病院で診てもらってとのこと。

でもこの時は、今日もらった薬できっとよくなる。

そう思ってた……

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